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2013年5月24日 (金)

「倒産と金融」実務委員会編 『倒産と金融』(商事法務 2013)

1/17(木)開催の東京三会合同シンポジウムの結果が,4ヶ月の速攻で本になりました。

東弁倒産法部が幹事会であった関係で,不肖私,「はしがき」を書いております。また,私担当の「第2章DIPファイナンス」は,DIPレンダー各社のご協力のお陰で,これまでの類書になかった体裁となっています。

お忙しい中寄稿して下さった多くの先生方・皆様,商事法務さん,ありがとうございました。

http://bizlawbook.shojihomu.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?CID&ISBN=4-7857-2090-2

2013年5月 3日 (金)

本田靖春 『誘拐』 (ちくま文庫 2005)

文庫の帯に,こうあります。
「1963年『吉展ちゃん誘拐事件』には,小説を超える現実があった」

東京オリンピックを翌年にひかえた昭和38年,東京入谷で起きた幼児誘拐事件,いわゆる「吉展(よしのぶ)ちゃん事件」は,警察の失態による犯人取逃がしと吉展ちゃんの死亡という事の顛末によって,世間の注目を集めました。吉展ちゃんは昭和34年生まれ。生きていれば今五十台半ばでしょうか。
...
失態を演じてしまった警察の内部圧力と,警察が被害者家族にかけた圧力。迷宮入りと思われ,警察幹部が何度も諦めかけたにもかかわらず,鬼刑事平塚八兵衛ら現場の刑事たちの執念によって決着を見た事件でした。

平塚は,帝銀事件で名を上げ,小平事件,片岡仁左右衛門一家殺人事件,下山事件ら多くの難事件を担当し,別名「落としの八兵衛」と呼ばれ,犯人小原保の刑の執行の報を聞いたときには,府中警察署の三億円事件特別捜査本部にいたといいます。

他方,獄中で刑の執行を待つ小原が,「福島誠一」名で短歌会『土偶』に送った幾本もの短歌の秀作も,涙を誘います。

小原を凶行に走らせた時代と地方と生い立ち。彼が悩み続けた「悪い血」の意識。貧困と高度成長が交錯する都会の片隅に生きた人たちの人間模様。小原が昭和38年3月に金策のために身代金誘拐を思いついたのが,三ノ輪の映画館で見た黒澤明作・三船敏郎主演『天国と地獄』の予告編だったという,ある種のドラマ。
「事実は小説より奇なり」を地で行き,輻輳するプロットと奇なる事実を作者が丁寧に紡いだ,ノンフィクションの傑作です。

作者は,読売新聞の古き良き時代の社会部記者,本田靖春です。戦後間もない頃の読売スター記者だった立松和博がスクープした売春汚職事件に関して,立松が突然検察に名誉毀損罪で逮捕され,大問題となりました。私たちが憲法の授業で習ったこの「取材源秘匿事件」を,検察内部の抗争を絡めて鮮やかに描き出した『不当逮捕』はあまりにも有名です。

『誘拐』は,『不当逮捕』に劣らぬ名作です。時間のあるGW中にどうぞ。

2013年4月23日 (火)

4/21(日)  かすみがうらマラソン  雨の中を完走!

4/21(日),かすみがうらマラソン。昨年に続いて2回目。

昨年のかすみがうら,今年の東京マラソンと,2回続けて,完走ならぬ「完歩」で終わっているので,今回はとにかく「完走」を目指すべく,最初から入れ込みすぎず,31~32分/5kmのスプリットを刻むつもりで走りました。

この誓いを確実にしてくれたのが「雨」です。そう,今年の「かすみがうら」は私のペースで39kmまで雨,特に前半20kmは雨が強く,体温低下を避けるために頭から足元まですっぽりレインコートを被っていたので(セブンイレブンで買った500円のレインコート,本当に役立ちました。),ペースを上げるどころではなかったのです。
でも,長野マラソンの雪よりは,まだマシですかね。

結果は,
5km 30分21秒
10km 31分09秒
15km 31分06秒
20km 33分04秒 ハーフ通過 2時間13分3秒
25km 33分48秒
30km 35分43秒
35km 36分41秒
40km 35分30秒
ゴール 4時間42分18秒(オフィシャルタイム4時間58分27秒) 無事完走!

昨年ハーフを2時間00分08秒と暴走し,暑さも手伝って25km過ぎで足が止まり,歩いたり走ったりしながら4時間38分でゴールしたのとは大違い。昨年よりタイムは遅いですが,価値あるレースでした。

また,給水・給食も十分摂れ(ずーっと雨だったので,喉の渇きをそれほど感じずに済みました。),ラストの6kmは給水を摂ることなく,完走に専念しました。体力が温存できていたこともあり,ラストに入ってタイムが回復しています。これは,フルマラソンで初めての経験です。

雨の中,シューズの中がぐちゃぐちゃで気持ち悪かったので,次回の雨のレースのために,何か対策を立てておきたいと思います。

2013年3月26日 (火)

浜田宏一『アメリカは日本経済の復活を知っている』(講談社 2013)

著者は,ご存じイェール大学名誉教授。今般の日銀総裁・副総裁人事に一定の影響力を及ぼした本として話題になりました。

その影響力以上に興味深かったのは,白川方明前日銀総裁が,浜田名誉教授が東大で教鞭をとっておられた昭和45年当時の大変優秀な教え子であり,いわば師匠である浜田名誉教授が,デフレ脱却のためのリフレ政策論の立場から,白川総裁(当時)による日銀の金融政策を痛烈に批判するという形で,話が展開していくことです。

因みにこの批判は,なにも昨年末の政権交代前後に始まったものではなく,2010年に浜田名誉教授が共著で出版した『伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本』(東洋経済新報社)で,白川総裁に対して政策変更を迫る公開書簡を掲載していますから,筋金入りです。

他方で,公人の立場にある白川総裁に敬意を表し,かつ教え子への愛情を随所に滲ませています。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%81%AE%E5%BE%A9%E6%B4%BB%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B-%E6%B5%9C%E7%94%B0-%E5%AE%8F%E4%B8%80/dp/4062181517/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1364265148&sr=1-1

2013年3月20日 (水)

3/19(火) 日弁連ライブ研修 「会社を巡る裁判」

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2012年11月29日 (木)

整理解雇4要素

11/21(水),夜に勉強会。講師は沖縄国際大学の上江洲純子准教授。テーマは「整理解雇と倒産」。

整理解雇4要素は融通無碍な基準か。上江洲先生,ありがとうございました。

国立競技場

11/18(日),国立競技場,もう一枚。

ザハ女史の設計で,ものすごく曲線的な競技場に生まれ変わる前に,見納めです。

緑の芝生とオールウェザーの赤いトラックとのコントラストが見事でした。何回走っても気持ちの良いトラックです。

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山本五十六

やってみせ、言って聞かせて、させてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
(山本 五十六)

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40~50代(あえて「中年」と言いません)の男の,得も言われぬ色気と渋みが滲み出ていますな。

11/21(水),大学クラス会

半年周期になって3回目を数えた,大学クラス会。本日は超多忙な小田原潔さんを含め,13名が参加しました。

私は1次会に滑り込みセーフ+2次会へ。2次会では特に,松倉君が弾けていました。

次回は来年5月22日(水)の予定です。

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東京駅(丸の内口)

少し前,10/31(水)に撮った写真ですが,新装成った東京駅(丸の内口)です。

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